竹内清文著「8割捨てればうまくいく!人生を変えるガラクタ整理法」を読みました

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8割捨てればうまくいく
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どうも、メンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。

竹内清文さんの「8割捨てればうまくいく!人生を変えるガラクタ整理法」を読みました。

引用レビューしていきます。

目次

8割捨てても困らない

 カレン・キングストンは、次の4つに当てはまるものは、すべてガラクタであると定義しています。

①使わないもの、好きでないもの

②整理されていない乱雑なもの

③狭いスペースに無理に押し込んだもの

④未完成のもの

 

 人の持ちものには、8:2のルールが当てはまると言われています。

 人は、持っているものの8割を2割の割合で使い、持っているものの2割を8割の割合で使う、というわけです。

 仮に、家に100着の服を持っている方なら、そのうち8割、すなわち80着は2割しか使わない、すなわちほとんど着ないのです。

 それに対し、残りの20着を8割の割合で着る、すなわち毎日袖を通す服はこの20着なのです。 

思い出の品を思い切って手放す

 使わないものだけでなく、好きでないものもガラクタです。たとえ使っていたとしても、ご自分が好きでなければガラクタです。

 毎日使っているけれど、デザインがいまいち気に入らない食器はガラクタです。毎朝外出する時に見かける玄関の置物が気に入らなければ、それもガラクタになっています。

 こうしたものは整理して、ぜひ好きなものを使うようにしましょう。人は好きなものを使うことにより、気分も良くなり、活力も生まれます。毎日使ったり見たりするものは、みなさんに継続的に影響を与えます。だからこそ、自分のお気に入りのものにしてください。 

ガラクタの悪影響② お金がかかる

 ガラクタはお金がかかります。

 カレン・キングストンは、世界の様々なお宅を実際に訪問し、家全体の面積のうち、ガラクタがどのくらいの割合を占めているか計算しました。世界平均47%だったそうです。(『ガラクタ捨てれば自分が見える』) 

  みなさん、家やアパートを持つために、月々の支払いがありますね。家賃や土地の税金などの支払いです。もしみなさんの家やアパートの47%がガラクタで占められているとしたら、月々の家賃や税金の47%をガラクタのために支払っているということになります。

 また、収納が大きければ大きいほど、家賃は高くなりますね。収納の中にガラクタがなければいいですが、もしその中がほとんどガラクタであれば、みなさんはそんなガラクタを保管する場所を持つために、月々余計にお金を支払っているのです。

 引越にも当てはまります。引越しする際に、荷物の47%がガラクタであるならば、引越し代の47%をガラクタのために支払っているということになるのです。

ガラクタ整理の好影響① 新しいものを受け入れるスペースができる

 ものがいっぱいあった方がいざというとき困らない、大好きなものはたくさん持ちたい、いろんな資料や本を置いておいた方が便利、そんな気持ちで家・職場の中がものでいっぱいになっていませんか?

 場所がものでいっぱいになっていると、新しい流れや出会い、チャンスがやってこようとしても、もういっぱいなので、入らないのです。手のひらも、家・職場も同じことです。

 今あるものを出して、新しいものがやってくるためのスペースを作り、家や職場に新しくフレッシュな流れを呼び込みましょう。 

ガラクタ整理の好影響⑤ 新しいスタートができる

 ガラクタ整理はあらゆる人々に、様々な効果をもたらすものですが、とくに、何か新しいことを始める方にはものすごい威力を発揮します。

 逆にいえば、ガラクタをたくさん持ったまま、ガラクタを整理しないまま、決して新しいことを始めないでください。ガラクタを持ったまま新しいことを始めようとすると、先延ばししてしまったり、やる気が続かなかったり、結果が期待したほどよくなかったり、というように、なかなかはかどりません。

 さらに付け加えると。今やりたいことが見つからない方、やりたいことはあるが先延ばししてしまってなかなか手がつけられない方、そんな方にもガラクタ整理はお勧めです。ガラクタ整理をすることで、自分がやりたいことが見えてきたり、物事がうまく前進するようになります。 

ガラクタ整理の好影響⑧ 義務の生き方から、本音の生き方に変わる

 最近私は海外の方、とくにアメリカやオーストラリアに住んでいる方と会う機会が多いのですが、そこで気づいたのは、日本人は特に「べき」という義務感が強いということでした。逆に彼らは、「べき」が生活の中に占める割合が、私たちより圧倒的に低いのです。どちらかというと、本人の本音や心の声を大切に人生を生きている人が多い印象があります。

 確かに、日本はこの「べき」という義務感のおかげで社会が成長してきた面もあるでしょう。仕事なんだから頑張るべき、大学に行くために勉強するべきなど、義務感があるから成長し続けることができたとも言えるのではないでしょうか。また、「べき」という義務感によって社会の規範は保たれています。

 しかし、「べき」という義務感があまりにも大きく、強くなりすぎるとどうなるでしょうか。心の声である本音をとりあえずおいておき、「べき」を大切にすると、義務感ばかりの生き方になるでしょう。 

あなたにとって本当に大切なものは何ですか

 ここに大きな容器があります。この容器に、岩、石、砂を入れて、容器をいっぱいにしたいと思います。どうすれば容器に隙間なく、いっぱいに入れることができるでしょうか。

 答えは、「岩、石、砂の順番に入れる」です。

 まず大きな岩を入れます。次に空いているところに石を入れます。そして最後に、その隙間に砂を入れていきます。すると、容器は隙間なくいっぱいになります。

 この例えばなしで言う「岩」がみなさんの優先順位トップ3です。みなさんの家や部屋を幸せや満足でいっぱいにしたいときは、岩である優先順位トップ3から入れなければいけないのです。そして、それでも空間や、時間、お金に余裕があれば、石や砂を入れていくのです。でも人は往々にして、どうでもよい砂から入れていってしまうものです。家に優先順位とは関係ない砂からものを入れるということは、そうです、一番大切な岩が入らない家にしてしまう、ということを意味します。

 だから、砂や石は家から出す、すなわちガラクタ整理をしなければならないのです。そうして、本当に大切なものを入れられる家にしてください。 

8割捨てればうまくいく

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