私の生きている理由そのものの、飼い犬の乳腺腫瘍が自壊しました。
飼い犬のプロフィール
- ミニチュアダックスフント
- 14歳
- メス
- 数年前から小さいしこりが胸にいくつかあった
- ここ半年ほどでしこりが大きくなり、野球ボールサイズと鳥のくちばし状の2つの腫瘍が目立っていた
2月5日(火)朝、出血に気づく
朝起きていつも通り犬のエサと飲み水を用意して、私の朝食を用意しに台所へ行き部屋に戻ると、床に血の跡を数ヶ所見つける。
とうとうこの日が来てしまったかと犬を仰向けにして胸を見ると、2つある特に大きなしこりの片方から出血していた。
よくよく傷口を見てみると、腫瘍が欠けている。
腫瘍の欠けは小さいものの、ネットで「乳腺腫瘍 自壊」などで検索し見たことがあったような傷口だった。
これからこの欠けが大きく広がっていくのだろうか。
何もしてやれない
何もできず現実逃避することしかできない。
乳腺腫瘍の治療は手術しかないようだが、咳をしていることがあるので肺に転移しているのかもしれない。
14歳と高齢であるし、手術をして命を縮めるより流れに任せよう、と朧気に思っていたがあの判断は間違いだったのではないかと思い始めている。
ベビーパウダーがあったので傷口にまぶしてみようとしたものの、犬が仰向けになるのを嫌がり暴れる。
暴れる後ろ足で腫瘍を引っ掻きそうになっているのでとりやめる。
スポーツタオルで傷を覆うように胴体に巻くが、犬が嫌がってすぐに外れてしまう。
犬の様子
犬は自分の寝床で寝ている。
ここのところ老いたせいか、乳腺腫瘍で弱っているのか、1日中寝ていることが少なくない。
今日も自分の寝床に引っ込んで寝ている。
ご飯だけは食べて欲しくて、乳癌に悪そうだからとしばらく封印していた犬用おやつのチーズをカリカリご飯に混ぜてみる。
犬は食欲がないようで、匂いを嗅いだだけで寝床に引っ込んでしまった。
2月5日(火)昼、食欲は出てきた
寝床から出てきて用意しておいたご飯を残さず食べてくれた。
食欲はあるらしい。
トイレも上手にできた。
落ち着いたみたいなので、再度仰向けにして傷口を見てみる。
やはり小さく抉れている。
傷口は血液混じりの液体で湿っている。
濡れティッシュで軽く傷口の周りを拭いて、ベビーパウダーを傷口に振りかけた。
2月5日(火)夜、いつもと変わらず
用意した晩御飯を残さず食べてくれた。
トイレも上手にできた。
傷口が気になっているようで舐めているが、血が垂れるようなことはなくなった。
このまま治ることはないので楽観視はできないが、血を見たことでパニックになりすぎていたのかもしれない。
このまま様子を見てみることにする。
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