恥ずかしながら喫煙者のメンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。
長年愛用している煙管をオキシクリーンに漬けてみました。
これまでの喫煙歴
元々は紙巻き煙草を吸っていました。
煙草を吸い始めた頃から10年以上セブンスター一筋だったんですが、相次ぐ煙草増税で段々経済的に厳しくなっていきました。
吸い始めた頃は1箱250円だったのが、280円、300円と値上がりして、440円になった時はボリ過ぎだろと本気で禁煙にチャレンジしました。
1日1箱から1箱半吸っていたのが根性だけで全く吸わない状態になったので、尋常じゃないストレスで日常生活に支障が出て2週間くらいで限界を迎えたんですけど。
その後さらに値上がりして460円になりました。
吸い始めた頃は500円玉で2箱買えたのに今じゃ1箱しか買えない…
ニコチンとタールがセブンスターと同じくらいの安い銘柄はないかとググっている時に、袋入りの煙草が売られているのを見つけました。
宝船1袋20g入りで500円でお釣りが来る…
これまでの煙管歴
駅前に煙草専門店があったなと思い出して行ってみるとありました宝船。
丸福煙管
煙管は短い総金属の豆煙管と普通の長さの丸福煙管が販売されていました。
どちらも値段は千円ちょっと。
短いのは火皿(煙草葉を詰める煙管先端)が近すぎて吸いづらそうなので、丸福煙管を買いました。
早速吸ってみると味や吸いごたえは悪くない。
ただ煙道が狭すぎるようで、頻繁に掃除する必要がありました。
さらに羅宇(木でできている部分)が普通竹でできているところ、丸福煙管はわけのわからない木材が使われていて、1、2ヶ月使っただけでヤニが染みて持つだけで手がヤニ臭くなる始末。
仕方がないので買い替えることに。
真鍮六角和幸
Amazonや楽天で検索して出てきたうちの一本です。
見た目がゴージャス感があって、羅宇はちゃんと竹でできています。
それでいて値段はお安いので早速注文してみることに。
吸い口(口に咥える部分)と雁首(煙管先端)が真鍮でできているので、咥えた時に鉄っぽい風味がするので苦手な人はダメかもしれませんが、私は特に問題なく半年以上使っていました。
残念ながら床に落とした時に吸い口が割れてしまったのでお役御免になりました。
洋白六角和幸
3本目の煙管は吸い口と雁首が洋白、羅宇は竹でできているものです。
真鍮よりは若干お値段が高かった記憶があります。
口に咥えた時に鉄臭さがないので万人受けすると思います。
半年以上使っていましたが、羅宇にヤニが染みて持った手がヤニ臭くなるようになってきました。
ネット掲示板で毛筆の筆の柄に使われている竹を羅宇にしている人がいるらしく、私も真似してみようかと思いまずは吸い口、羅宇、雁首にバラすことに。
接続部分をガスコンロの火で炙ってペンチで掴んで引き抜いたんですが、洋白が変色するわペンチの跡が付くわで汚らしいことになりました。
ちょうど良さそうな太さの竹も見つかりませんし、一気に冷めて新しい煙管を買うことにしました。
真鍮六角和幸(2本目)
既に使ったことがあるのと全く同じ真鍮の煙管です。
そんなに高いものでもないので、羅宇がヤニ臭くなったら買い替えることにしました。
洋白六角和幸(2本目)
これも既に使ったことがあるのと同じもの。
東石型真鍮
羅宇がヤニ臭くなるたびに買い換えるのは勿体無いのでは?と思うようになり、全部金属でできている煙管を探すことに。
しかし短くて使いづらそうなものか、長さはちょうど良いものの高額なものかの二択のような感じでした。
そんな中見つけたのが東石形真鍮です。
何故かこれまで使ってきた真鍮六角や洋白六角の半額以下で売られていました。
実際使ってみると立て続けに吸うと羅宇が熱くなりやすいくらいでなかなか良い煙管でした。
ただ安かったからか雑に扱うようになり、煙道の詰まりをどうにかしようと竹串をガシガシ出し入れしていたら出てこなくなってしまいました。
どうにもならないので買い換えることに。
手綱煙管
安物を使い捨てたり雑に扱うよりは、良いものを長く使おうと思うようになりました。
吸い口、羅宇、雁首が一体型の純銀製なんかが気になりましたが、これまで使っていた煙管とあまり変わり映えしない感じがしました。
そんな中、圧倒的な存在感を放っていたのが手綱煙管です。
デカくて太い…
石川五右衛門が使っていそうです。
これまで使ってきた煙管とは桁違いのお値段の煙管なので躊躇しましたが、これを人生最後の煙管にするつもりで思い切って買いました。
これまでの細い煙管では煙道が詰まると紙紐を吸い口からスルスルと入れて、火皿から出すだけで掃除ができていましたが、手綱煙管にしてからは上手く火皿から出せなくてそれができなくなりました。
詰まるたびにストローブラシを突っ込んで掃除する必要がありますが、煙が冷えやすいのか味は悪くないです。
気づけばこれ1本を6年半以上使っていました。
3500円の煙管を半年に1本使い捨てにしていたら年7千円。
6年半で4.55万円なのでもう既に元は取れましたね。
6年間愛用している手綱煙管をオキシ漬け
6年間愛用している手綱煙管が汚れ放題でした。
内部は詰まった時などに食器洗い用洗剤とストローブラシで掃除しているんですが、外は特に掃除もせずそのまま。
オキシクリーンという漂白剤に漬け込むことでガステーブルの五徳が綺麗になっているのを見て、煙管も綺麗にできるんじゃないかとやってみることに。
風呂桶に熱湯で溶いたオキシクリーン溶液を作り、そこに手綱煙管を沈めます。
寝る前にやって3、4時間後起きたところこの状態でした。
これは期待してしまいます。
水を捨てて流水で流したところ。
…何も変わっていない。
もっとこう、ツルッと汚れが剥がれるものかと思っていました。
プラスチックの風呂桶に熱湯をそのまま注ぐと溶けるかもしれないと、水を加えたのがいけなかったのか。
オキシクリーンの量が足りなかったのか。
それともオキシクリーンでは無理だったのか。
終わりに
「オキシクリーンに漬け込んだら煙管が綺麗になりました」という記事にするつもりで書き始めたんですが、思った通りにはならなかったので慌ててこれまでの喫煙歴や煙管歴を書くことになりました。
いつもは500文字からせいぜい1000文字くらいなんですけど、この記事は2500文字を超える大作になりました。
しんどい。
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