どうも、メンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。
米山公啓さんの「持たない!」生き方 気楽でシンプルな人生のススメを読みました。
これ現役引退したお年寄り向けに書かれた本ですね。
お年寄りの健康維持とか老人ホームがどうとか多くて読み飛ばしてます。
前書きにはとても興味をそそられたんですけどね。
なので、まえがきと一部だけを引用します。
はじめに
平均的日本人は、2000万円を残して死んでいくという。
相続税の高い現代において、なんともったいないことだろう。
先を考えれば、健康のこと、お金のことなど不安は多い。しかし、持ちものが増えるほど、生き方が不自由になるのも事実だ。これからは「所有しない」ことで、もっと自由を手に入れるべきではないだろうか。
(中略)
今までの私たちは、何かを所有することにエネルギーを費やし過ぎてきたのではないだろうか。
それはローンで購入した家であり、働き続けて得た肩書であり、名門大学に通っている子どもの姿だったのだろう。
しかし、定年が見えてきて、何かを所有する生活とはいったいなんだったのかと、疑問に思い始めたはずだ。
苦労して家を購入したことは、本当の幸福とはつながらない。会社をやめてしまえば肩書きは何の意味も持たない。
これからは、だれにも縛られず、自由に自分の好きなことをやっていくべきだ。
そして、それを実現するには、所有しないことが重要な意味を持ってくる。
できるだけ余分なものは捨て去る勇気が必要である。
読んでいて、とてもミニマリスト的であり、ダウンシフター的だなと思いました。
所有しない自由
今思うと、捨て去ることの重要さを痛感する。次の生き方を求めるなら、今を捨てなければ、決して次のステップには進めないのだ。
捨て去ることで、喪失感はなくなる。守っていこうとするから、喪失感が起こるのであって、求めていくなら、そんなことはまったく問題ない。
肩書きも持たず、ものも所有しない潔さこそ、新しい人生の生き方である。
それができなければ、新しいスタートには立てない。
守りに入るから身動きとれなくなるから、何も持たずに生きて常に欲しがり続けろ、ということですかね。
一つ残念なのは、この著者が医者と言う成功者であるという点ですね。
医者ならなんとでも、どうてでもなるじゃないか、と突っ込みを入れたくなりました。
お年寄り向けだなーと思うところを飛ばしていたら終わってしまいました。
今はまだ私は30代なので響いたのはこれぐらいでしたが、年をとってから読んだら面白いかもしれないと思いました。
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