本田直之著「レバレッジ人脈術」を読みました

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どうも、メンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。

本田直之さんの「レバレッジ人脈術」を読みました。

引用レビューしていきます。

目次

 「誰を知っているか」ではなく、「誰に知られているか」

 そもそも「人脈」とは何でしょうか。

 まず肝心なのは、誰を知っているかではなく、誰に知られているかです。一度会ったきりで縁が薄くなったり、単に名刺を持っているだけの関係は「人脈」とは呼べません。

 また、「いろいろ頼ったり、お願いしたりできる相手」でもありません。むしろ全く逆に、人から頼りにされるぐらいでちょうど良い気がします。

積極的に人脈づくりをしている人、わずか9.2%

 いくら一人で頑張っても、よほど強い意志の持ち主でもない限り、途中で飽きたり逃げたりしたくなるものです。しかし、仲間がいれば、そうはいかなくなります。

 人に会うには事前のインプットが欠かせません。人にアウトプットできるもの、貢献できるものがなければ、なかなか会ってくれないでしょうし、その出会いが価値あるものになっていかないでしょう。

 だから、インプットの為には自己投資が必要なのです。会う人の数が多ければ多いほど、その質も量も増やしていく必要があります。つまり、それをきっかけに自分も切磋琢磨できるわけです。 

「ギブ・アンド・ギブ」ではなく「コントリビューション」が基本

アーリーステージの企業に投資するVCの精神で

有名人と知り合いになるメリットは少ない

 「人脈」=「有名人や実力者の知り合い」と思っている人は少なくないようです。

(中略)

 仮に有名人と知り合いになったとしても、その方が自分のレベルよりも遥かに高い仕事をされているのなら、こちらからコントリビューションできる部分は少ないはずです。何かを教えてもらうだけ、と言う一方的な付き合いになりかねません。こういうバランスを欠いた関係は、結局長続きしないのではないでしょうか。 

人脈づくりの6つのタブー

「会いたいと思われる人」になるには

本を出す近道も、人とのつながりにある

 本を出し、読者の役に立てば、不特定多数の人に対して大きくコントリビューションしたことになります。一度に大勢の人に会って何かを伝えることは難しいですが、本ならそれが可能になります。

 さらに言えば、本を出すと情報が加速度的に集まります。不特定多数へのコントリビューションは、不特定多数からのフィードバックとして跳ね返ってくるからです。

 読者の方の中には、感想や意見を寄せてくれる方が少なからずいらっしゃいます。あるいは私に直接フィードバックされることはなくても、ご自身のブログなどで紹介し、「本の読み方が変わった」「役に立った」などと書いていただける方もいます。このように、情報がアメーバ的に広がっていくのです。著者にとって、これが大いに励みになり、またそのフィードバックが参考になることは言うまでもありません。 

相手のことを調べ尽くせ

 相手へのコントリビューションを考えるなら、まず相手のことをよく知る必要があります。

 初期段階としては、ざっと以下のような方法が考えられるでしょう。

  • サイトを持たれていればすべて目を通す
  • ブログを書かれていればすべて読む
  • 本を出されていればすべて読む
  • 講演会・セミナーをされていれば受講する
  • 経営者または会社員の方なら、その会社のことも調べる

短いメールに感情を乗せる方法

 メールはなるべく短い文章で簡潔にまとめることが重要ですが、それだけでは無機質な感じになってしまいます。簡潔だからこそ、そこに感情を乗せるような工夫が、必要だと思います。

 具体的には、

  1. あえて感嘆符を多用すること
  2. なるべくカジュアルに書くこと

断られても気にする必要はない

 以上のような努力を重ねることが前提ですが、それでもなお、会ってもらえないこともあります。

 それは仕方のない話です。日本国内だけでも一億人以上もいるのですから、そのうちの一人と会えなかったからと言って、気にする必要はないと思います。

 むしろ懸念すべきは、一度断られたからと言って、他の人へのアプローチまでやる気をなくしてしまうことです。これは非常にもったいない話で、多くの人はアプローチを待っているはずなのです。 

少ない労力で大いに喜ばれる貢献とは

 ただ、情報と言っても、初期段階ではさほどレアなものである必要はありません。新聞や雑誌の記事や、読んだ本の内容などで十分です。その中から、相手に役立ちそうなものや、面白がってくれそうなものを選んで紹介する。「こんな記事がありましたよ」と現物やコピーを渡すだけでも良いでしょう。

 最も初歩的で簡単ですが、これも立派なコントリビューションです。

 私は洋書を多く読むので、海外の情報が早く入ってきます。その内容を、日本で出版される前にサマリーの形で紹介することもあります。もともと自分の為のメモをベースにしているので、特別な労力が必要なわけでもありません。 

情報提供にはルールがある

  1. 自分自身が常に情報収集を怠らないこと
  2. 自分の得意分野から提供すること
  3. 提供する相手は慎重に選ぶこと 

人との会話は「10対90」で聞き役に回れ

 人に教えるための知識を持っておくことは必要だし、それを教えてあげられる状況を作ることも大事です。だからと言って、求められていない場で「このワインは…」「あの世界遺産は…」などとしたり顔で語っても、相手にはうっとおしいだけです。

 求められない限り、こちらからは話さない。

 求められた時だけ、出せるようにしておけばいいのです。 

人に教えることができるものを持て

 特に海外に行くと、こういう部分が必要になります。海外で現地の人とつながりを作るためには、何かを教えてあげられるものを持っているといいと思います。私は日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザーの資格を持っていますが、そもそもワインの勉強をした理由の一つも、ここにあります。世界中の人がワインを愛していますし、「ワインアドバイザーの資格を持っています」と言うと、ワインのことをいろいろ聞かれることが多く、親しくなる機会が増えるのです。

 あるいは茶道のような日本文化に関係するものでも良いし、サッカーやラグビーなどのスポーツのコーチも面白いと思います。日本的なもの、世界中に愛する人がいるもの、スポーツなどを学ぶと、世界中の人とコミュニケーションを取れる可能性があるのです。こういうものを通じてコミュニケーションを図れる機会は、意外と少なくありません。 

思わず「紹介したくなる人」、5つの条件

レバレッジ・ネットワークのメリット

「会」を成功させるポイントは、カテゴリーを絞ること

何かの共通点を見つけ、会をでっちあげろ

 会を立ち上げる際、あまり厳密な理由は必要ありません。

 平たく言えば、でっちあげればいいのです。

 例えば、何か自分の得意分野、自分の趣味嗜好に合うことや、自分が取り組んでいることでも良い。何かの試験を受けるなら、同じ勉強をしている仲間でも良いでしょう。人の輪というものは、何らかの共通点があると溶け込みやすくなるものです。 

コントリビューションできない会には、参加しても意味がない

 様々な人から会やパーティに誘っていただくこともあります。ただ、そのすべてに参加することはできません。時間には限りがありますので、何らかの取捨選択が必要になります。

 その判断基準は、大きく以下の三つです。

  1. 会の目的がはっきりしている
  2. 参加者がフォーカスされている
  3. 自分が参加することでコントリビューションできる 

これらがクリアされていれば、私は参加することにしています。

「お願い」をしても良い最終段階とは

 培ってきた人脈がパワフルに拡大すれば、共同でビジネスを起こしたり、共同のプロジェクトで成果が上がったり、本が生まれたり、アライアンスを組んだり、といったことが始まるでしょう。こうなれば、「お願い」しても良い段階に入ったことになります。

 ここまで来るのには長い道程が必要ですが、その成果は計りしれません。

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