ドミニック・ローホー著「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」を読みました

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どうも、メンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。

ドミニック・ローホーさんの「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」を読みました。

眠いです。全9章中2章まで読み終わりました。これ今まで読んだドミニックローホーさんの本とちょっと違うかもですね。いろんな理由をつけてリストを作って自己分析に役立てるって本です。かなり読み飛ばしてます。

引用レビューします。

目次

 絶対にしたくないこと

 たとえば、あなたの今年の誕生日、二度としたくないことをリストにしてみましょう。人は年を重ねるにつれ、自分の理想を形にしていけるようになりますが、同時に、自分の時間は限りのあるものだと自覚させられます。そうすると、したくないことを明確にすることがいかに大切かお分かりになるでしょう。

 幸福という観点から考えると、したくないことをしないというのは、好きなことをするというのと同じくらい大切で、したくないことをいくらかでも取り除くことは、今以上の幸福へとつながるのです。

ひとつだけという満足感

 物質的にも精神的にも不要な物を、いつまでも手放せないのはなぜなのでしょうか?私たちはそのせいで、本当に大切な物を見落としたり、十分に使いこなせなかったりしているのです。

 ひとつだけあればいい物のリストを作ることで、それが本当に必要なものなのか常に意識することができます。快適さやゆたかさというイメージに、変化が起きることでしょう。

幸せのレシピ

 小さな幸せの瞬間を集めたリストは、実は幸せな人生そのものです。本当の幸せとは他人に自慢するものでもなければ、他人の期待するイメージに添うことでもありません。それは日々の暮らしの中にあるのです。 

なぜ自分探しをするのか

 めまぐるしい生活の中で、本当の自分が忘れられています。それが、常に心が満たされず、自分の存在価値を感じられない理由なのです。

 人生を振り返り、これまでの漠然としていた自分の考えや信念を整理していくことで、本当の自分を見つけることができます。アイデンティティを確立できると、それをよりどころとして、自分の人生に何を望んでいるかも明確にできるのです。 

シンプルな目が答えを見つけ出す

 日々、人生は選択の連続です。選ぶことイコール人生を作ることだと言えます。その時、リストは一種のセラピーの役割を果たします。

 書くとは、自分と対話することなのです。書くことで自分自身を深く見つめ直し、欠けている点や衰えつつあることを見出せるようになります。それは、自分の視野の狭さを知るきっかけであり、自分の内面や周りで起こっていることを自覚することにつながります。そうすることで、新たな選択ができるようになるのです。

 ある日本人が「読んだり書いたりする目的は、より良く生きることにある」とテレビ番組で語っていたことがあり、以来この言葉が、私の心にずっと残っています。読んだり考えたりすることが成長に欠かせないことだとすれば、書くことはとりわけ考えを明確にするのに役立つことだと言えるでしょう。 

リストと人生の羅針盤

 困難や危機に直面した時に大切なことは、落ち着きを保つことであり、惑わされずに集中することです。これは一人一人にも、社会全体にも言えることです。不況だ、絆の喪失だと悪いニュースが耳に入ってきます。でも、そのネガティブなエネルギーに影響されて我を忘れてはいけません。たとえば、景気の悪化から職場で理不尽な扱いを受けているときにでも、しっかりと自分を失わずにいられたなら、解決の道は必ず見つかります。

 書くことで、より力強く、また前向きに生きることができるのです。心を落ち着かせて自分の行く先を定め、集中力を高めましょう。自らの言葉は人生の道連れであり、あなたを守るガードレールでもあります。ほんの小さな一言が、自分が生きていることを実感させてくれることにあなたは驚くでしょう。 

負のエネルギーとの付き合い方

 不安、いらだち、怒り、心配、恨み、嫉妬、悔しさなどは、負の精神エネルギーに満ち溢れている状態です。それをコントロールしてよい状態に戻すことは不可能なことではありません。ただそのためにはまず、それがいったい何なのかを特定しなければなりません。問題の本質が特定できれば、禅で言われているように、変化は自ずと生じるのです。

 その過程は庭仕事に似ています。庭仕事では、雑草を取り、挿し木をし、刈り込みや剪定をし、芽が出るように水をやります。人生においても同じことです。まず、私たちが成長するのを妨げていることを取り除く作業から始めなければなりません。そのためには、それが何かを特定しなくてはいけないのです。

 普段意識はしていませんが、私たちは皆、「内なる力」を持っているのです。その内なる力を使って人生について考えることで、もっと自分の人生に責任を持てるようになり、新たな進展も期待できるようになります。

 「心を軽くする」、まさにそのためにリストがあるのです。不安や心配事を整理して、不要なものは捨ててしまいましょう。 

心に波風が立っているとき

 人生は嫌なことばかりではないこと、常にベストコンディションでいられるわけでもないこと、ネガティブな気持の波が通り過ぎるのを待つことも必要だということを思い出させてくれるためにリストはあるのです。

 自分の楽しみを一覧にしたリストを時々読み返すことは、薬箱の蓋を開けて痛みに必要な薬を取り出すようなもので、瞬時に満ち足りた気持ちを呼び起こしてくれます。 

執着を断つ、「妄想」プチリスト

 書くことで、たいていのストレスを解消することができます。書くことは執着を断つためのカギです。ひとたびノートに書きだせば、ストレスの原因になった問題は、もうどうでもよくなってしまうのです。こうして心の重荷を降ろせば、睡眠薬を飲むよりもずっとぐっすりと眠ることができます。ぜひ試してみてください。 

手放すということ

 人生に挫折してしまうとはどういうことでしょうか?それは、新しい日々よりも過ぎ去った過去を大切にし、これからの人生の可能性よりも現状維持と安定を望むことです。

 もしあなたがこれからの人生を実りあるものとしたいならば、将来に向けた前向きな夢と表面的な見せかけの夢を見分けるために、自分の夢を曇りのない目で見つめ直さなくてはいけません。

 はじめのうち、この作業は、かなり辛いものとなるかもしれません。たとえ間違っていても、これまでの考え方を変えることに違和感を覚えるものだからです。いつか行き詰るとわかっていても、今、楽なことを選びがちなのです。しかし、過去から解放されるためには、過去を振り返り、それに正面から全力で向き合わなくてはいけません。

 自分が執着してきたものも同じです。宗教や信条などの精神的執着、食べ物やたばこなどに対する物的執着だけでなく、自分を取り巻く環境に対する執着まで、過去の執着のすべてを見直し、リストにして、手放すことを考えましょう。 

苦しみが宝物に変わる瞬間

 困難に直面した時、まずはそこから逃げないことから始めましょう。苦しみから逃れようとすると、ますます苦しみを意識することになるからです。

 これまでに耐えてきた辛いことをすべて思い出し、それをリストにまとめることは、人生の知恵と経験が詰まった真の宝物を作るようなものです。そうすることで、今あなたが直面している困難の意味にも気付くことができるはずです。

 このようなリストを作ると、人生の苦しみや過ち、忍耐、挑戦、経験を通して拾い集めた知恵を決して忘れません。リストを作ることで、苦しみや恐れに直面した時に立ち止まるための力と勇気、自信が得られるのです。

 「この困難を乗り越えたのだから、これから起こることにも耐えられる」

 と思えるはずです。 

脳はイメージしたことを引き寄せる

 私たちは、旅先ですることのリストや持ち物のリストを作ることが、旅行を楽しむためにとても役立つと知っています。では、人生という長い旅の為にも、その目的や夢、信念についてのリストを作ってみてはいかがでしょう。

 未来は無限の可能性を秘めています。私たちは、したいこともできますし、良いと思う方向に進むこともできます。しかし、自分が何を望んでいるか、どのような人物になりたいのかを知らないで、それを実現することはできないのです。

 目指す人物像に近付くために、達成すべき「小さな目標」リストを作るとよいでしょう。達成の障害は、実はあなたが自ら心の中に作り出しているのがわかります。 

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