枡野俊明・沖幸子共著「禅と掃除」を読みました

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どうも、メンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。

枡野俊明さんと沖幸子さんの「禅と掃除」を読みました。

引用レビューします。

目次

 清らかな空間に身を置くと、自然と心も整うようになる

 部屋には、そこに住む人の心の状態がそのまま現れます。日頃から掃除を欠かさず、綺麗に片付いた部屋で暮らす人は、心もきちんと整い、自分のやりたいこと、やるべきこともよくわかっています。ですから余計な不安や悩みごとなどに煩わされることも少ない。

 綺麗に整えられた空間では、心もスッキリ整えられ、クリアになるのです。

(中略)

 部屋が散らかり放題でも平気なのは、汚れた状態がもはや当たり前で、汚れに対する感覚がすっかり麻痺してしまっている証拠だからです。それはそのままあなたの心の乱れの深刻さを示しています。

何かを得るよりも手放すことを考える

 自分の生活を変えたい、生き方を改めたい。

 人は、そんな思いに駆られたとき、しばしばこう考えます。

 「私に足りないのは○○。だからもっと○○すれば、自分の人生はもっとよくなる、変われる」

 ○○に入るのは、人によって様々です。

 つまり物事がうまくいかないのは、自分に何かが足りないからだ、それさえ手にすることが出来れば、きっと自分は変われる、幸せになれる、そう考えるわけです。

 しかし、禅の考え方はそうではありません。

 自分の人生を変えたいならば、足りない何かを手に入れようとするのではなく、自分にとって不要なものを捨てることから始めましょう。得るよりも手放すことを考えてください。それこそが大事なのですよ、と教えます。

 みなさん、ためしにご自分のお家の中を見回してみてください。

 そこにあるのは、本当に必要なものですか。ないと困るものですか。

 もし不要なものがたくさんあるのなら、それはあなたの心がいらないもので溢れている証拠。心の中に欲や執着、見栄、嫉妬などがいっぱい詰まっている証です。

ものを減らすことから始めよう

 最近、「ミニマリズム(最小主義)」や「ミニマリスト(最小主義者)」という言葉を耳にすることが増えました。

 少ないことが贅沢。

 多くのものは必要ない。

 気に入ったものとだけ長く付き合いたい。

 もので溢れた暮らしが、豊かで幸福かというと、必ずしもそうではありません。ものを減らし、本当に必要なものだけで暮らす簡素でシンプルな生活がしたいーー。

 そんな「持たない暮らし」を選択する人たちが増えているのです。

 日々、溢れ返るものや情報に曝され、山ほどものを所有しながら、それでも満たされず、なおものを渇望する暮らしや生き方への疑問や反省があるのだと思います。

 一言で言えばもの疲れ。

 溢れるほどのものに囲まれても心豊かになれない、という気づき。

 実際、自分に必要なものだけを揃え、不要と思えるものを持たない暮らしは、本当にシンプルで快適です。心も体も和み、気持ちにゆとりが生まれます。

持たずに暮らすためのヒント

ものは三つに分けて考える

  1. ないと生活に困るもの=絶対に必要なもの
  2. あったらいいなというもの=なくても困らないもの
  3. いつか手に入れたいもの=全く必要ないもの

プレゼントは形のなくなるものを渡す

全部違う種類のお花を三十本贈るのもたのしい

ものを手放すルールを決める

「一日一つ減らす」「一つ買ったら一つ処分する」

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