本田直之著「脱東京」を読みました

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どうも、メンヘラナマポおじさん(@MenhealerOjisan)です。

本田直之さんの「脱東京」を読みました。

次は本田直之さんの「脱東京」にしますかね。
わりとサクサク読めると思いますんで。
引用レビューはこれもしないかもしれないです。

こんなこと言ってますが、

これは失敗だったかもしれません。
300ページ以上あります。

後悔しています。

300ページというページ数の割に少ないですが、良いなと思ったところを引用していきます。

お金を払って買えるモノの価値観の上限が、若い世代は見えたんだと思います。

10年以上前なら、頑張って働いて、いい車などの高級品を買えばよかったのだけど、それがかならずしも本当に自分の幸せにつながっていないことがわかった。

それよりも、人と人のつながりや、コミュニティの結び付き、人の温かさを感じる距離感みたいなものを求めているように感じます。

モノを買うのではなく、経験にお金を払う時代

物質主義からの転換というのは、ミニマリスト的ですよね。

彼らも本業だけで生活しているだけではなさそうです。

今回取材した人たちもそうですが、一言で言い表せない職種の人たちばかりでした。

一人で何足ものわらじを履いている人が多いのです。

たとえ、ひとつの仕事だけでは食べていけるほどでなくても、収入源がいくつかあることで、全体としては十分すぎる金額になる。

月に2万円から3万円くらいにしかならない仕事でも10個していれば、20万円から30万円になるのです。

しかも、その仕事は自分のライフスタイルの延長線上にあるものなので、みな楽しんでしています。

これは過去に読んだ、イケダハヤトさんの「まだ東京で消耗してるの?」や高坂勝さんの「減速して生きる ダウンシフターズ」でも書かれていました。

半農半Xに通ずるところがあると思います。

一つ一つは少額でも複数の収入源を作ればそれで生活できるというものです。

「歴史が守られている」町は魅力的です。京都や金沢は、歴史を残したことで「文化の魅力」も生まれているのです。独自の文化がない町は、あまり面白くありません。

やっぱり京都良いですよね。

私も住むなら東京か京都だと思ってました。

京都に住んで着物を着て、歴史的な史跡などを写真に撮って、それをストックフォトなどで売ったり、ブログで海外発信などして生計を立てたいと妄想していました。

実現の目処は全く立っていませんが。

「石破大臣は、雑誌のインタビューで『地方の魅力は何ですか?』と聞かれたとき、しばらく考えた後『一人ひとりの存在感かな』と言ったんですよ。物価が安かったり、空気がきれいだったり、食べ物がおいしいなど、いろんな魅力がありますが、それよりも一人ひとりの存在感が違う、と。」

都心に新築の家を買うほど、リスクが高いことはありません。

新築の家を買ってしまったら、それだけで人生が縛られる可能性があります。

15年で価格が半分になるそうなので、築15年以上の中古物件を購入してリノベーションする。

そうすれば、自分のライフスタイルにあったものにできるだけでなく、可処分所得に対する負担も少なくなります。

また、資産のマイナスリスクも低減できます。

やっぱり家を買うっていうのは身軽に動けなくなるので考えものだと思います。

それも20年も住めば水回りを修繕したりしなきゃいけない上、減価償却しきって無価値になってしまう。

割に合わないと思うんですよね。

東京よりも地域の方が、面白いことにチャレンジしやすい環境と言えます。

その理由は、投資額が少なくてすむこと。

特に家賃は、「東京で借りたら、いくらになるんだろう」と思うところでも、半分以下、下手したら10分の1くらいで借りることもできるのです。

昔のビジネスのあり方とは、全く違うのですから、面白いことを思い付いたら、とにかくやってみる。

あまりお金をかけずに始めてみて、うまくいきそうであればおもいっきり投資する。

実験的にビジネスを始めることができるのです。

物価が安く、いろいろ試せるって言うのは良いと思いますね。

今の日本企業は失敗を恐れてチャレンジしづらくなっているような気がしますので、失敗してもリスクの低い、物価の安い田舎というのは、これからビジネスを始めようという人にとってもハードルの低さが魅力だと思います。

地域で移住するためだけに必要なスキルではありません。

あなたが好きな場所で、好きな仕事をして生きていくためのスキルです。

発信力があるここ5年から10年で、インターネットやモバイルのテクノロジーは、劇的に進化しました。

ブログで情報を発信することもできますし、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのsnsも有効に活用できます。

一人ひとりがメディア、と言ってもいい時代になったのです。

今回取材した人たちはみな、オリジナルの生き方やライフスタイルをもっていました。

それが面白くて魅力的であれば、他の人がリツイート、シェアしてくれたりするので、全国に広がっていきます。

話題になると、テレビやラジオ、新聞や雑誌といったマスメディアも取り上げてくれるようになります。

個人がビジネスをするハードルが下がっているというのは、SNSなどを通じて感じていました。

インスタグラマーとかインフルエンサーとかそうですよね。

ただ、参入しやすくなっている分、埋もれやすくもなっているのかな、とも思いました。

インスタ映えなんて言葉もあるぐらいですからね。

どうやって玉石混合の中から飛び出せばいいんだろう、というのは考えなくてはいけませんね。

地方移住した方へのインタビューにかなりページを割かれた本なんですが、あまり興味がなかったのでその辺は読み飛ばしました。

ただ、それ以外のところが読みやすかったです。

イケダハヤトさんの本でも似たような話は出てきてましたが、あちらは読んでいてストレスを感じていたのに対し、こちらはスラスラ読めたんですよね。

なので、この著者の他の本も読んでみたいと思いました。

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